辞書って、色々な辞書があるよね。




[18.辞書]





。黒板をみて一言

「・・・・・なんで、自習?」



黒板には


『今日は用事があら、自習をすること。
 机の上にあるプリントをやること。意味調べです。
 辞書を忘れた人は・・・・・自分で辞書を借りてきなさい。
 くれぐれも教室を壊さないように。      
                   お妙     』


と書いてあった。
自習となれば、当然真面目に受けないひともいる。
たったいま、土方が沖田の発射したバズーカを避けた。
もちろん教室は壊れる。
黒板にかいてある『教室を壊さないように』が全然守れていない。





「あーあ。まったく。またマヨラーと総悟の戦いがはじまったよ。まぁ、総悟がマヨラーを殺してくれたら嬉しいんだけどね」


、それ、私も思うアル。」


そんなと神楽の怪しい会話をよそに、新八が戦いを止めにいく。

      が、


「そんな、面白いから止めなくていいよ〜」

「止めたらだめだネ。」



と神楽が完全にとめることを許さなかった。
教室はもう沖田VS土方の観戦場所となり、もう自習ところでは無い。
は廊下にでる。




「・・・・・お妙先生怖いし、真面目に自習するか。」


は辞書をカバンから探すが・・・・ない。
和英・英和辞書、フランス語辞書などはあるが、見事に国語辞書が無い。
朝、カバンの中にあったはずだ。なのにないなんておかしい。
ふと教室の窓から土方をみると、の辞書を持っている。




「・・・・・・。まてやマヨラー!!なんで私の辞書をあんたが持ってんだよ!!!」


「それなら、戦いの途中で土方さんがさんのカバンから出してましたぜィ。」


沖田VS土方から沖田+VS土方になりさらにヒートアップする戦い。
はブンブンと何処からか持ってきた真剣を振りかざしている。



スパッ




何かが斬れた音がした。
土方、、沖田が一斉に見る。斬れたのはの辞書であった。
土方から一滴の汗がタラリと垂れる。



「・・・・・・・・・・・・(怒)」


「スミマセン!!スミマセン!本当にスミマセン!!!!無意識のうちに防具として・・・・」



必死に謝るが、は怒っている。
斬ったのはだが、もともとの辞書を持ち出したのは土方である。





「ふ〜ん、人の辞書をかってに防具にするなんてねぇ。死にたいの?





それから一週間、土方はの従順な僕として働いたとさ。
勿論、先生から教室を壊した事もこっ酷くしかられました。







*****オマケ*****

「・・・・まったく、の姉御はすぐ怒るアル。新八、あんな大人になったらだめネ。」

「あんたに言われたくないよ。しかもさんまだ子供だし。」




達が戦っている最中、そんな事をいっている神楽と新八であった。
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