グリフィンドールの一年生はパーシーに続いてペチャクチャと
騒がしい人ごみの中を通り、大広間に出て大理石の階段を上がった。

そして…………突然皆が止まった。



[♯4 グリフィンドール]



前方に杖が一束浮いている。
パーシーが前進すると杖はバラバラと飛び交ってきた。

、あれ何だと思う?」

ハーマイオニーはに聞いた。

「う〜ん、多分ポルターガイストのピーブス。ホグワーツにいる幽霊で
 悪戯ばかりするって聞いたわ。」

パーシーが大声をだした。

「ピーブス、姿を見せろ。」

ポンと音がして、ピーブスが現れた。あぐらをかき、杖の束をつかんで
空中に漂っている。



「おおぉぉぉぉぉ!かわいい一年生ちゃん!なんて愉快なんだ!」


ピーブスは達の方へ向かって急降下した。
はすぐさまスプレーらしきものをピーブスにシュッと一吹きする。

ピーブスは固まって動けなくなってしまった。


「うわぁぁぁぁぁぁ、何だこれ!元にもどせ〜。」

はピーブスの前へ行った。


「久しぶりねピーブス。それは私が作った幽霊退治用のスプレー。
 今度悪いことして見なさい。私がさっきのスプレーであなたをカチンコチンににて差し上げるわ!
 悔しかったらもう悪さはしないことね。

 ふふふふふ。まぁ、カチンコチンにして欲しいなら
 今すぐしてあげるけどね。ざまあみろ!このブタっ鼻のうすとらトンカチめ!
 あんたが私に勝つなんて100万年早いわよw



皆あっけにとられている。は勝ち誇った様子で元の場所へと戻った。
それにしてもものすごい。しかも最後にwのオマケつき。



そんな訳で、又グリフィンドール一年生の列は進んだ。



、凄いね!!」

「本当に凄いや!」

「ありがとう!ピーブスなんて私がいればもう平気!!
 ピーブスで困った時は相談してね。うふふふふふふふふふふ。



だんだんが壊れてきていると思ったハリーとロンであった。



そうこうしている間に、太った婦人の肖像画についた。


「合言葉は?」


「カブート ドラコニス」

パーシーがそう唱えると肖像画がパッと前に開いた。
順々に中に入り、グリフィンドールの談話室へと消えた。


グリフィンドールの談話室は円形の部屋でフカフカした肘掛け椅子が何個もおいてあった。


「ロン、ハリー、おやすみw」

「おやすみ。」


ハリーとロンは男子寮へ続く階段へ上がっていった。




、女子寮へ行きましょ。私達、一緒の部屋だから。」


「うん。」



とハーマイオニーは女子寮へ続く階段へと上がった。


女子寮の部屋は2人部屋である。
中に入ると鏡、ベット、ソファーがあった。
はすぐさま届けられた荷物が自分のか確認し、ベットへダイブした。


「電気消すね。」

ハーマイオニーが電気を消したが、月明かりで部屋は照らされていた。
梟が外で ホー、ホーと鳴いている。


「おやすみハーマイオニー。」

「おやすみ。」



ハーマイオニーとおやすみの挨拶を交わすとは小さな声で
ハリーとロンにおやすみと言った。


後書き
やっと書けましたこのエピソード!!
めちゃくちゃ書きたかったネタです。
ヒロイン最強伝説!!

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